2018.12.27(木)10:40 投稿
12月26日、米津玄師さん(27歳、徳島出身)が、紅白に初出場し、「Lemon」を歌う事が発表されました。
米津さんは、「Lemon」の世界観を表現するのにふさわしい場所である、ふるさと徳島県から生中継で歌います。
後半の24番目に出場します。
米津さんの出場順は、こちらで確認してください。
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2月27日に公開された「Lemon」のミュージックビデオは、驚異的なスピードで再生回数を伸ばし続け、公開から251日で2億再生を突破。そして、2018年の年間ランキングを「Lemon」が席巻し、今年を代表する曲として数々の新記録を打ち立てました。
紅組に初出場するDAOKOさんの「打上花火」が、米津玄師さんとのコラボ曲であることから、二人のコラボが見られるんじゃないかな?(中継出演だから、難しいでしょうか?)。
米津玄師さん
米津玄師って本名なんですね!ビックリしました。米津っていう名字も珍しいけど、(名前を付けたのは多分ご両親でしょうが、)粋な名前を付けましたね。
米津さんのツイートです(2014年)。
ー 最近「米津玄師という名前はなんて読むのか」という意見が多々届いているのでまたツイートしておきます。「よねづけんし」と読みます。知らない人は絶対読めないので、しょうがないんだけど、本名なんです。ー
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米津さんが、紅白2018に出場するまでの経緯と、紅白への思い
米津さんは、2013年のメジャーデビューからずっと、「テレビでは歌わない」という方針を貫いてきました。これは本人の強い希望によるもので、これまでテレビのインタビューに答えたり、VTR出演をしたことはあったが、歌番組で歌うことはなかったそうです。
米津さんは2015年(3年前)、「テレビに出ないのはなぜ?」という質問に、Twitterで、「テレビ側が呼んでくれたら、後自分が必要と感じたら出るよ。出ないと決めている訳じゃない」とコメントしています。
『Lemon』が大ヒットし、ブレークアーティストとなってから、いくつもの歌番組が出演交渉をしましたが、どれも実りませんでした。
NHKもかねてから出演交渉を繰り返してきましたが、11月14日の出場者発表時点では、米津玄師の名前を連ねることはできませんでした。
それでもNHKサイドはあきらめることなく、『米津玄師の出身地徳島からの生中継』『場所は非公開』などの条件を提示し、ついにギリギリで出演を承諾させました。発表直前まで、所属レコード会社ですら『(出演は)絶対にない』と言い切っていただけに、業界内は『まさかOKするとは』『NHKの粘り勝ちだ!』など、驚きの声であふれ返ったそうです。
米津さんは、12月26日ツイッター上で、紅白出場を決めた経緯や、初めてテレビで歌う思いを述べています。
ー この度、紅白歌合戦に出演させていただくことになりました。(Lemonは)テレビドラマ『アンナチュラル』のために書き下ろした楽曲ではありますが、その制作中の12月に祖父が他界し、Lemonの成り立ちに大きな影響を与えました。それから一年経った今、祖父が暮らした故郷で歌唱することに何か大きな意味があるような気がして、NHKからの提案を快諾させていただきました。
故郷の風景を思い返しながら作った曲がたくさんあります。朝もやで真っ白になった山肌や、渓流に缶ジュースを投げ込んで探した日をよーく憶えています。すべてがいい思い出ばかりではありませんが、自分にとって切り離せないものであるのは確かです。
Lemonという曲が、自分の手元から離れてとても遠くまで届く曲になってくれたこと、それが祖父のおかげで作れたこと、いろんな意味を込めて故郷で歌えることに感謝したいです。ー
そして、最後に「歌詞を間違えないように気をつけたいと思います」と締め括っています。
「Lemon」のミュージックビデオ
米津玄師さんの曲は、特に若い人たちに(10代~20代)、絶大な支持を得ています。
米津さんの曲は、何回も聴くと理由はわからないけどハマる、何回も聴くと良さがよくわかる、と言われています。
「Lemon」のMV(ミュージック・ビデオ)です。タップ→タップで、再生されます。
このMVの中で踊っている美女は誰なのか、気になったので調べました。
吉開菜央さん(31歳)、山口県出身のダンサーです。
ダンサーの他、映像作家、映画監督、振付師などもやっているそうです。
MVの監督も行っていますが、このLemonのMVは監督していません。LemonのMVを監督したのは、山田智和という人です。山田さんは、映像作家、映画監督として様々な有名アーティストやCMの監督もされています。
第69回紅白では、3曲も!
第69回紅白では、米津さん作詞・作曲の楽曲が3曲も歌われました。
・ 米津さん自身による歌唱で、「Lemon」
・ DAOKOさんによる「打上花火」
・ NHK2020年(東京オリンピック・パラリンピック)応援ソングで、小学生ユニットFoorinによる「パプリカ」(「夢のキッズショー」コーナーで歌われました)。
※ パプリカについては、下の青い文字をタップしてください。
Lemonと打上花火は、再生回数2億回を超える大ヒットでした。2018年は、まさに米津さんの年だった、と言ってもいいでしょう。
紅白2018 米津さん以外の出場歌手・曲目・曲順と司会者、審査方法、歴代司会者
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